ABOUT

積み重ねられる日々のなかで、絨毯や布、カーテン、椅子やテーブル、器などの暮らしの道具を通して、自然と知恵や思いやりが身につくような暮らし方の指針となる考え方を「くらしの羅針盤」というブランドに込めました。

特に、子どもたちの成長の過程で人やものへ対する愛情を育むこと、暮らしの道具とともに継承される記憶を大切に考えています。

子どもたちが一番影響を受けるのは「親」です。
その影響を受けやすい場所は「家」であり、その中でもリビングやダイニングといった家族が集まる場所は,人間形成の場であるといっても過言ではありません。

子どもたちが将来大人になった時、困難で立ち止まる事があったとしても、「くらしの羅針盤」のものたちと過ごした時間や得た感性が″Anchor of your life″(自分の心の拠り所)となってさらにその先へ進めるのであれば、なんて素敵なことだろうと思います。

そして、日々何気なく触れていた道具から無意識に学んだ経験は
きっと誰かの幸せのために役立つ知恵(=愛情)となるのだろうと思います。

そんな子どもたちの未来のために、今、親が意識すべき大切なことは
「ものの選び方」です。

30年をひとつの時間軸として、愛情の育み方を教えてくれる「くらしの羅針盤」を手に、子どもたちの未来を想像しながら、身近な暮らしの道具の重要性や意味を知っていただけたらと思います。


くらしの羅針盤 主宰
今井正人(株式会社三方舎)